ヒイラギナンテン

学名: Berberis japonica (Thunb.) R.Br.
科名:メギ科メギ属(ヒイラギナンテン属)

説明文:
中国南部からヒマラヤ、台湾に分布し、日本には、江戸時代初期に渡来したとされる。高さ1~3メートル、花は、3~4月に茎の先端に黄色の総状の花序をつける。果実は、9~10月に黒褐色につける。葉がヒイラギに、実はナンテンに似ているので、ヒイラギナンテンの名になったという。清熱、鎮咳作用があり、発熱、咳や痰などのほか、めまい、耳鳴り、下痢、目の充血などにも用いる。中薬ではこの葉を十大功労とし、補腎強腰などに用いるようであるが日本での使用については知見がない。

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