イヌビワ

学名:Ficus erecta Thunb. var. erecta
科名:クワ科
用部:①偽果 ②茎葉の乳液 ③枝葉
用途:①滋養強壮 ②イボ取り ③浴用剤(痔など)
説明:
本州の関東以西、四国、九州、沖縄に分布。雌雄異株で、山地や沿海地の林などに自生する樹高3〜5mの落葉小高木。5〜6月頃、葉腋に倒卵球形の花嚢を付け、その内側に隠頭花序を作る。受粉は、共生関係にあるイヌビワコバチという限られたハチの一種によって行われる。名前の由来は、偽果の形がビワに似ているが、味が劣ることからイヌビワとなったとされる。実際にはイチジクの仲間で、あまりビワには似ておらず、食感、味ともに小型のイチジクと言える。黒く熟した雌株の偽果は、健康酒やジャムなどの食用とする。民間療法としては、葉や枝の切り口から出る白汁液を疣取りに外用、葉を浴用料として痔疾患に用いる。

前の記事

アセビ

次の記事

ウツギ