カワラナデシコ

学名:Dianthus superbus L. var. longicalycinus (Maxim.) F.N.Williams
科名:ナデシコ科
用部:全草/種子
生薬名:瞿麦(くばく)/瞿麦子(くばくし)
用途:利尿、通経
説明文:
秋の七草のひとつで、6月から9月頃まで花を咲かせる。川原に咲く、かわいくて撫でたくなる可憐な花を撫し子と称した。
乾燥した種子を瞿麦子(くばくし)といい、利尿薬、通経薬として用いる。

薬草の詩:
秋の七草の1 つです。たんにナデシコとも呼ばれます。6 ~9 月咲く薄紅色の花がかわいらしいので、撫子の名がつきました。
鹿児島では、甲南高校の前身第二女子高校の校章がなでしこの花でしたから、昔、私たちの時代の学生にとっては、格別印象的な花でした。                         (白)

前の記事

カリン

次の記事

カワラヨモギ