オオバショウマ

学名:Cimicifuga japonica (Thunb.) Spreng.
科名:キンポウゲ科 サラシナショウマ属
用部:根茎
生薬名:升麻 
用途:感冒、麻疹、喉の腫れ、痔
代表的な漢方薬: 乙字湯、升麻葛根湯、辛夷清肺湯

説明文:
本州、四国、九州の山地の林内に自生する多年草で、日本固有種。草丈は40〜120cmになり、8〜9月には、茎頂に多数の白い小さな花を穂状につける。サラシナショウマやその近縁種の根茎を、秋に掘り取り水洗いし、ひげ根を取り去り、乾燥させたものを、生薬の升麻(しょうま)という。解熱、鎮痛、抗炎症作用などがあり、感冒、麻疹、喉の腫れ、痔などに用いる。

前の記事

ウマノアシガタ

次の記事

カキドオシ