テッポウユリ

学名:Lilium longiflorum Thunb.
科名:ユリ科
用部:鱗茎
用途:打撲傷
説明:
奄美、沖縄諸島が原産、別名 琉球百合。カサブランカなど多くのユリは花が皿状に平らに開くが、テッポウユリは花弁が6枚あるように見えるが、根元がつながっており、筒状に咲くのが特徴である。筒すなわち鉄砲という説や、昔使われていたラッパ銃に似ていることから、鉄砲百合という説がある。多年草で茎は剛直、葉は披針形で光沢がある。1茎に純白の花を数個横向きに付ける。オニユリやヤマユリの鱗茎はユリ根として食用にもされるが、テッポウユリの鱗茎にはサポニンと思われる苦味成分が多く、食用には適さないとされている。鱗茎を砕いて打撲傷の幹患部に湿布する。

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