ナズナ

学名:Capsella bursa-pastoris (L.) Medik.
科名:アブラナ科
用部:全草
用途:目の充血、利尿
説明:
北半球に広く分布し、路傍や野原、また屋根の上にも生える、生命力旺盛な越年草。春の七草の1つで、七草粥の主役。ペンペングサ、バチグサなどの呼び方もある。江戸時代には、正月の七草のときばかりでなく、吸い物、和え物、ひたし物などにも利用されていた。語源は撫菜(撫でたいほど可愛い菜)より転化したとされているが、古くからナズナと呼ばれている。未熟な果実をつけた全草を採取、日干しにして煎じ薬として利尿、解熱などに用いられるが、目の充血には煎じた汁を脱脂綿に含ませ洗眼する。

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